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TBS「夢の扉」で特集された人工ゼオライトを使った世界初の除染技術 [TV番組]

2013/6/9、TBSで放送された「夢の扉」で特集されていた、
土壌改良材「人工ゼオライト」が、本当に福島の農地をよみがえらせる!


番組で特集されていた、人工ゼオライトを使った
世界初の除染技術がすごかった~!


なんでも、もともとあった肥よくに育てられた土を残したまま、
放射能セシウムだけを90%以上除去できるという画期的な除染技術のようです。


原発事故以来、土壌からの放射能の除染が行われていますが、
その中でも最も難しいとされているのが、農地の除染といわれています。


今までは、放射性物質を取り除くためには、汚染された土を取り除かなければならず、
そのため、長年に渡って育てられてきた農地の「表土」を取り除く方法しかなかった。


しかし、農地の表土を取り除くことというのは、作物を育てていくために必要な
養分や微生物なども同時に取り除くということになります。


そのため、放射性セシウムを除去したとしても、
その後すぐに、痩せてしまった土では、作物を育てていくことが難しいということで、


今でも、なかなか農業を再開できない農家の方が多くいらっしゃるようです。


そこで、汚染された土から放射性セシウムだけを取り除けないかと研究し、
世界初となる除染技術の開発に成功したのが、番組で紹介されていた、


「人工ゼオライト」研究の第一人者、愛媛大学教授の逸見彰男さん。


そして、

自らの研究を世の中に役立てたい!


という、信念を持って、これまで研究を進められていたそうです。


火山灰土壌においては、なぜ農作物は育ちにくいのか?


を、長年に渡り研究し、

土壌改良材「人工ゼオライト」を廃棄物の石炭灰から生み出すことに成功したそうです。


その過程で、磁石の分野の研究者とともに、力を合わせ研究したり、
タイの会社(確か、タイだったと思います。)の米ぬかを再利用する方法を考え、
実用化に向けて奔走する姿を放送で見ました。


研究~ビジネスまで、成立させていこうという姿勢を見ていると、
逸見彰男さんの信念が伝わってきて、すごく心を揺さぶられる番組の内容でした。




また、農地の除染をされた福島の農家の方が、
先祖代々守ってきた農地で久しぶりに田植えをして、
本当に嬉しそうな姿も放送されていたので、


これからも、この画期的な除染技術で、
多くの農家の方が復活して、復興が進んで欲しいと思います。


逸見彰男さんの著書には、
枯木に黄金の花を咲かす平成の花咲かじいさんの物語。

という紹介がされていますが、この除染技術は、
ワンピースのDr.ヒルルクのような夢のある話ですよね。



灰から生まれる宝物のはなし―人工ゼオライトをあなたの生活のポケットに

灰から生まれる宝物のはなし―人工ゼオライトをあなたの生活のポケットに

  • 作者: 逸見 彰男
  • 出版社/メーカー: 健友館
  • 発売日: 1998/09
  • メディア: 単行本


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